ペルシャ美術

ペルシャ絨毯 Persian carpet

ペルシャ絨毯とは?

手織りペルシャ絨毯は、永い歴史と伝統を持つイランが誇る芸術作品です。
古代には、ペルシャ絨毯は各地の王によって贈り物として交換され珍重されました。
かつて隆盛を極めたペルシャの宮廷工房で作られた現代に残る名作が、世界各地の美術館に保存されています。
ヨーロッパの人々は、この芸術作品の美と価値を早くから認めており、世紀を越え長く各家庭で使い継がれてきました。
しかし日本では、ペルシャ絨毯がもたらされて以来、絨毯を敷く伝統がなかったため、普及するまでには多くの年月を要しましたが、近年、生活様式の変化に伴い、ペルシャ絨毯も身近な存在となりました。
最近では、ペルシャ絨毯の美しさや素晴らしいデザイン、豊かな色彩やオリジナリティに魅了される日本の方が増えてきました。
ペルシャ絨毯は、日本の伝統家屋にも現代建築にも見事に調和し、日本文化にもしっくりと溶け込んで美を放ちます。

「実用品で美術品」これが手織りペルシャ絨毯の最大の特徴です。
丹念な手作業、熟練を要する数々の工程の積み重ね、気の遠くなるような結びの集積など、測り知れない時間と人々の技と、そして心が込められて完成した一枚の偉大な作品なのです。
そして、それは生活の中で使われて、踏まれてはじめて作品の命を生きるものでもあります。
天然染料を使用しているため、使う程に色がなじみ柔らかな深みのある風合いになります。
使えば使う程、踏めば踏む程、味わいに深みを増し加え、歳月の重みを誇れる、価値を高める、また財産として次の代に残し、代々引き継いでゆける作品でもあるのです。
絨毯の最高峰、手織りペルシャ絨毯独特の風格と温かみと華麗な美をお住まいで、企業の役員室で、ホテル等でお楽しみください。

形、素材、産地、文様、色調ごとに異なる魅力を持ち、バラエティー豊かで奥深いペルシャ絨毯の世界を味わっていただきたいと思います。

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